妊婦さんと赤ちゃんの為の鍼灸マッサージ
妊娠は嬉しいけれど、急激な変化により身体や心は様々なマイナートラブルを引き起こします。
つわり、腰痛、頭痛、便秘、不安やイライラ、不眠、むくみ、こむら返り、逆子、予定日超過による焦りなど・・・症状は人それぞれです。
それらのつらい症状は適切な治療をする事で緩和・予防できます。
しかし妊娠中はマッサージを受けられないと思っている方も多く、また受けたくても断られてしまうケースも多いようです。
「妊婦だから仕方ない」と我慢せずにご相談ください。
産後の骨盤矯正もいたします。
鍼灸マッサージは妊娠中に限らず女性の一生の体調管理にとても効果があります。
私たちは皆様の幸せな妊娠・出産、その後の健康管理をサポートさせていただきます。
安産の灸
- 妊娠中の諸症状の緩和・予防、妊娠中毒症の予防
- 丈夫な赤ちゃんを育む
- 出産時の母子の負担を軽減し、痛み・出血の緩和
- 産後の肥立ち(回復)が良い
安産の灸は日本では千年以上前から行われていると言われる、名の通り安産に向けてのお灸です。
基本となるのは足の三陰交というツボへの施灸です。
灸の刺激により子宮への動脈血流量が増加し、子宮・産道の冷えが改善される事でふわふわとやわらかくなります。
また、胎盤への血流量増加も確認されておりますので赤ちゃんの健やかな成長につながります。
安定期に入る妊娠5か月(16週)頃から始め、出産直前まで行えます。
- 妊娠中の体調管理、不快症状の緩和と予防は、全身のマッサージ+安産のお灸を定期的に受けられるのがお勧めです。(例:60分コースの中でマッサージと灸)
- 部分治療、灸のみもお受けします。
- 頻繁に来院できない方にはご自分でできるお灸のすえ方をお教えいたします。
逆子の灸
現在では逆子の場合リスクを避けるため基本的に帝王切開になります。
できれば自然な分娩がしたい!という方、是非とも逆子の灸を試してみてください。
逆子(骨盤位)の原因ははっきりとわかっていないものが多いですが、冷え症、ストレスの多い方、座りっぱなしのお仕事をされる方など全身の血流の悪い方に多い傾向です。
灸により血流を良くして子宮を温め、赤ちゃんが回りやすい環境を作ります。
逆子と言われ始めた28週から32週頃までが一番治る確率が高いです。
ギリギリでも治る方はいますが、赤ちゃんが大きくなり羊水量が減ると赤ちゃんは動きづらくなりますので、逆子とわかったら早めにご相談いただく事をお勧めします。
逆子が治った後も安産の為のお灸を続けてみてください。
- 全身の疲労・冷えの改善やストレスの解消も大切ですので、全身のマッサージ+逆子の灸がお勧めです。(例:60分コースの中でマッサージと灸)
- 部分治療、灸のみもお受けします。
- 頻繁に来院できない方にはご自分でできるお灸のすえ方をお教えいたします。
予定日超過の妊婦さん
出産予定日はあくまでも予定日で、赤ちゃんが元気なら少し過ぎても心配いりません。
でもまわりからの声や、陣痛促進剤の使用を前に焦ってしまいがち。(通常は超過2週間が目安)
身体を温めたり、運動をしたり、雑巾がけをしたり、話しかけたり。
それらに加え鍼灸を試してみてください。
当院では陣痛が始まってから楽に進みやすくするのに 「置きばり」 を使います。
その「置きばり」は予定日超過、子宮口がなかなか開かない方、微弱陣痛が続く方にも効果が見られる事があります。
治療のコースと料金のご案内
30分 | 3000円 |
60分 | 6000円 |
75分 | 7000円 |
90分 | 8000円 |
※別途消費税を頂戴いたします。
上記以外にもご希望のお時間をお申し付けください。
体調、体質、ご希望のお時間や内容をお聞きし、その方に合った最適な治療をご提案いたします。
※初診料、鍼代など別途料金はいただきません。
※マッサージ、鍼灸、マッサージと鍼灸の組み合わせはいずれも時間内でしたら同料金です。
例:60分コースの中でマッサージとお灸 →6,000円となります。
※安産・逆子の灸のみですと20分程度かかります。
※ご自宅でお灸をご希望の場合は温灸の販売をいたします。
※鍼治療は基本的に安定期に入ってから行います。鍼が苦手な方に無理にお勧めする事はありません。
【その他】
医師の同意書は必要ありませんが、今回の妊娠経過に異常がないか事前にご確認ください。
妊娠中でも全身の治療を受けられます。国家資格を持ち、妊婦さんの治療経験のある治療院を受診しましょう。
無資格の整体やサロンは妊婦さんには向きません。
お着替えはご用意してありますが、お腹が大きくなってきた妊婦さんはリラックスして横になれるような服装でのご来院(またはお着替えご持参)をお願いしております。
お灸をご希望の場合、足首を出しますのでタイツの方はお着替えをお願いします。